宇野様

こんにちわ〜〜〜〜！！

こころちゃん４歳になりました！！

のびのび〜〜〜ほにょほにょ〜〜〜な、４歳になりました（笑）

今年のこころちゃんのバースデーは、過去３回の経験と失敗を元に、
ママちゃん４年生になった私もお勉強させていただきました（苦笑）

毎年の様に買うケーキは、回を増す事にサイズダウンして・・・・

これは、愛情不足から来た事じゃありませんよ〜

ケーキにハシャギ過ぎてしまうこころちゃんは、
ちょっぴりのケーキでも身体に合わず、夜中に吐いてしまうから（泣）

でも今年は大丈夫！！！！

ちゃんと考えました！！

今年のこころちゃんのプレゼント＆ケーキ！

その名も『チップスメーカー』です！！

宇野様は見たことありますか？？？

コレは何かと言いますと、簡単に言うと大根おろし機みたいな感じです。

スライサーで厚めにジャガイモ・かぼちゃ・レンコンなどを
スライスして、付属のホルダーに乗せて電子レンジでチンすれば、
ＮＯＮオイルの無添加
野菜チップスのできあがり！！と、言う優れ物。

出来上がったチップスに切れ目を入れて、割らない様に組み立てれば
立体チップスのケーキに早変わり！！！

そんな訳で、今年はサクサク・カリカリと、繊維も摂れる
なんちゃってケーキ。

今年のこころちゃんは吐かずにすみました。

これが一台あると、こころちゃんに野菜を使った新しいおやつを作れて、
しかも簡単手軽でママちゃんも
嬉しぃぃ〜〜！こんな感じです（笑）

さて、今年のこころちゃんの誕生日は普通でした。

最近ちょっと仕事が忙しかった私は、こころちゃんの誕生日に休みを
取ったものの・・・・寝坊（汗）

朝から都内にある有名ドックランに行ってみようと計画を立てていた
のに、見事に失敗。

残念ながら時計の針は競う様に頂上辺りにいました・・
・・（汗）

そんな訳で、こころちゃんの中では一番人気のご近所公園に行き先を
変更して、おやつのチップスとオニギリを持ってピクニックに。

公園で走ったり、探検したり、声をかけられたり、可愛がられたり、
自然に揺れるブランコに怖がったり・・・・・

『ママちゃん、これ生きてるのぉ〜あたちが近づくと
この子が動くのぉ〜！あ、離れた！うわぁ〜〜っ！
戻ってきたっ！！アナタち〜か〜づ〜き〜す〜ぎ〜！！』

たっぷり遊んでしばしの休憩。

切株の上に一緒に座って、私はオニギリ。
こころちゃんはハスのチップス。

私は花粉にクシャミ。こころちゃんは春の日差しにアクビ。

こんな春うらら的な感じに過していました。

今年は何か楽しいハプニングもなく、ゆっくりと時間が
過ぎて誕生日が終わる・・・・

ワケがないんですよ！（苦笑）

だって、こころちゃんの存在が既にミラクル（汗）

今年はエレエレする事もなく、トランプで作ったピラミッドの様な形の
チップスケーキをカリカリと食べて満足気なこころちゃん。

コタツでウトウト・・・・ラグの上でウトウト・・・・
ソファーでウトウト・・・・私の足の上でウトウト
（足がしびれる〜〜〜！！）

１１時を過ぎた辺りで思い出したのはレンタルしてきたＤＶＤの事。

こころちゃんを御供に見ようと借りた映画「ホワイト・ファング」。

この映画が、何度見ても名作で名作で！！

古い洋画で、狼と犬の混血・白く鋭い牙を持った優しい目をした
『ホワイト・ファング』と少年が出会い、運命に翻弄されながらも
いつしか心通わす感動ストーリー。

なのに・・・・

こころちゃんはすでにベットの中でぐっすりスヤスヤ。

仕方が無いので一人見の私。

狼の気高さと犬としての優しい心。

それを逆手に取ってファングで一儲けを企む悪者。

少年は悪者から運命的にファングを助け出し、命を掛けて・時間を掛けて
懸命にファングを穏やかな生活に戻す。

やがて二人の運命は離れ離れに・・・・・・・さあどうなる！！！！

とっぷり映画の世界に浸ってしまった私が持っていたタオルも、
とっぷり私の涙に浸り・・・・

涙涙でエンディングを迎えた頃です・・・

ノッソリ・・・と、布団から出てきたこころちゃん。

『ママちゃん・・・どちたの？？おなかいたいの？？
泣いちゃメ〜〜〜なのぉ〜』

「こころ見て、ファングがね、ファングがね、ほら、あそこ！このシーン！
もう〜最っ高！！く〜〜〜泣けるぅ」

『ママちゃんそんなにおなかいたいのぉ〜！？
なにひろってたべたのぉ〜！？ひとりでたべたのぉ〜！？
どうしよぉ〜！！』

ペロペロと熱心に心配そうに私の涙と頬を舐めてくれるこころちゃん。

「何回見ても、何度も泣けるねぇ・・・・あぁ、ファングがぁぁぁ・・・」

『ママちゃん泣いちゃメ〜〜〜、
ほら、ちちんぷいぷい〜〜〜なのぉ』

「ふぅ・・・・終わっちゃった。
今回も泣いたねぇ・・・・
こころぉ〜こころはママちゃんとずっと一緒
だよ・・・・・」

ふと、映画のエンドロールを見送りながらこころちゃんを見ると・・・・

「なに？これ・・・・」

そこにはお気に入りの小さくなったガムを咥えたこころちゃんが・・・・

「え・・・？？？」

私の膝に前足を乗せ、近づく。

『ママちゃん・・・あたちのガムあげるから、
これたべると楽ちくなるから、だからないちゃメ〜だよ』

「え、くれるの？でもいいよ。
ママちゃん今感動してるから、心もお腹も一杯。また隠しておきな」

そう言って膝の上からこころちゃんを降ろすと、ふたたび膝の上にあがる。

今度は私のひじの上にガムを置いて、まるで隠す時の仕草の様に
鼻先でガムを私の腕に押し付ける・・・・（汗）

『あたち、いつもたべてるからいいの〜
ママちゃんにコレあげるのぉ〜ガムでしゅよ〜よちよち』

「・・・・じゃあ・・・ありがと。ママちゃん嬉しいな〜」

そう言ってガムを手に取り、食べるフリで自分の口に近づけました・・・・
その時です！！！

シュタッ！！と後ろ足で立ったこころちゃん。

ガムを持った私の右腕に両手を置く。

思わず振り返る私・・・・

そこには深刻な表情のこころちゃんが。

『ママちゃん・・・・一口だけだからね』

純粋な優しさと、ちょっぴりシッカリ者の４歳のこころちゃんが
そこには居ました（大汗）

そんなこんなで次の朝、母上に事の全てを話すと我が家は大爆笑の渦に。

そんな家族を尻目に、こころちゃんは相変わらず良く噛まずに朝ごはんを
がっついていました。

もしかしたら、こころちゃんは私にガムをあげようと思った訳ではない
のかも知れません。

ぐっすり眠っていたのに、私が感動を騒ぐ声に寝ぼけて起きた。

私の涙を味見しながら塩分補給。

ふと、ガムの事を思い出し隠した場所に確認しに行き、
私には内緒の新たな隠し場所として私の腕の間を選んだ・・・・。

昔から灯台元暗し・・・そう言いますもんね（苦笑）

それを、あろう事か私が口に近づけたから・・・・・。

『ソレあたちのぉ〜』

だったのかも知れません。

いずれにせよ、愛しい愛犬は私の心の中で喋り続けるワケでして・・・・

今日もハスのチップをくれと、とても可愛らしくせがんでおりまして。

それはもぅ、本当に愛しくて・・・・

『こころねぇ〜あれ食べたいのぉ〜
ハシュのぉ〜ちっぷぅ！』

本当に可愛くてあげたくなってしまう気持ちを抑えるのに一苦労です（苦笑）

こころちゃんは今日も元気です。

そして今日も無事に私が親バカで居られる事に、
心から宇野様に感謝と長〜いメールを御送り致します。